中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

人生に文学を・・本当にそうだ

 今日の毎日新聞朝刊に「人生に文学を」という一面広告が
掲載されていた。たぶん他紙にも掲載されたのだろうと思う。
 その中で、宮本輝氏が書いた文章に、そうだ、そうだと思わず
膝を叩く思いだった。
 島崎藤村の長編「夜明け前」がどうしても完読できなかったと。
20代、30代、40代、50代と読み返すたびに気づかされることが
おおかったと。
 それは、どんな本にも言えることだが・・・読み返すたびに新しい
気付きがあり喜びがある。だから本は面白いし手放せない。
 昨日、芥川賞直木賞の発表があった。賞を獲った作品が凄いとは
言切れない。取らなかった作家の作品の方が凄いこともある。
審査員でも意見が分かれえいることは、毎回公開されているので
よくわかる。
 私には「火花」なんかはいいとは思えないが、受賞し社会現象を
起こしたという意味ではいいのかな~??と、思う程度だ。でも読み
返すと再発見があるのかもしれない。
 私は心にグ~~ンとくるような作品が好きだが、そういう作品に
長い間お目にかかっていない。それでも・・いろいろな作者のものを
沢山読んでいる。 どれもこれも、それなりに私の肥やしになっている。