「夏草やバカ者たちの夢のあと」
芭蕉の名句をこんな風に詠み替えてはおしかりを受けそうだが、
自・公・の議員たちは何を考えて、国会での貴重な時間を無駄遣い
させたのだろうか。不信任案への賛成演説を聞いていても、大きな
声を張り上げているだけで、内容のないつまらないものだった。
国会議員の程度がどんどん下がってきて久しいが、２世、３世
議員ばかりを作っていては、危機にさして敏捷に動けないボンボン
お嬢ちゃん議員ばかりになってしまう。
優秀な人材を国会の場に送り出す仕組みを作らないと、将来の
日本は暗いものになるだろう。
なぜこうなのかを、もっと深くみんなが考えないと、日本は変われない。
あっちが気に入らないからこっちにと言う風に、深く考えることもしないで
議員を選んでいたのでは、なにも変わらない。
原発は絶対安全と言った連中は、本当は何も知らないで言っていた
と言うことを、今回の事故で分かったはずだ。
誰が本当のことを言っているのか、聴き分ける力を持たないと、口先
だけが上手い連中に騙されることになる。
議員になろうとしているような人の中には、口先だけで実は何もない
ものも多い。そう言う輩はある意味で「詐欺師」みたいなものだと思う。
選挙の時「おれ、おれ」というサギに引っかからないようにしたいものだ。
