中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「大連立」「一致団結」「ごちゃまぜ政権」か

 今回の不信任案提出は、政治家のなんたるかを知る、またとない
機会となった。
 何しろ、やることが汚い。神戸出身の民主党の大物議員のことは
その実態を知っているだけに、どうして彼が党の大ものでいられる
のかさえ、以前から不思議だった。秘書を通じて人に頼むことは
どんどん頼んでくる。こちらが要請をしようものなら、人前で平気で
居眠りを決め込む「たぬき」だった。そんな人が大物扱いされている
ことが不思議だが、今回の政変劇にも登場してきたのには驚いた。
 自民党だろうが、民主党だろうが、元は同じむじなだった連中の
やることが汚い。誠意が感じられない。自民党民主党の「大連立政権」
やすべての政党から人材を集めての「挙国一致内閣」またなんでも
ありの「ごちゃまぜ内閣」になるのかどうか見通しもつかない。
 自分の立場がどうなるのかと言う、次の選挙に向けての政治家根性
だけが目立っている。
 そのために、復興に向けて、やるべき基本法案が止まっている。
復興に際しては新たに作らねばならない特別法案が山ほどあるが、
全く手がつけられていない。すべては政争の中に忘れ去られている
ようだ。国民を何と思っているのか。腹立たしい。
こんな政治家を次の選挙では全員落としてしまいたい。
次には誰が首相になるのかさえも決まっていないのに、菅首相辞任だけが
話題では困ったものだ。次は誰なのか。その人は何をやってくれるのか。
 誰がやっても同じではないのか。単に衆参のねじれがなくなるだけで、
今度は数の論理で押しまくろうと言う算段なのか。身勝手な算段ではなく、
災害地復興のための積極的な法案審議を進めてもらいたい。
誰のための国会議員なのか。国民は、自分が選んだ議員の行動を
しっかり監視して、次の選挙でどうするのかを判断してほしい。
バカ殿ばかり選んでも国が滅びるだけだ。
議員が偉い人なのではない。選ぶあなたの方が偉いのだ。国民主権
原則を思い出してもらいたい。ああ・・・政治家っていう奴は、醜いな。