中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

野党を育てない日本の国民

英国、フランス、米国、豪州など西欧諸国では、自由党から労働党へとか、共和党から民主党へなどと、与党と野党が選挙のたびに入れ替わることが多い。

英国では「女王陛下の野党」と言われ、次の首相という意味も含め野党党首は議員歳費以外に報酬を受けられるそうだ。(毎日新聞.余録による)

与党と野党が拮抗する議員数を持つがゆえに、国民本位の政治が行われる。

国民の目が怖い。国民は政権の政治をよく見ていて、駄目だと思われると野党に取って代わられる。

日本ではどうでしょう?

民主党が政権を取った時もあったが、あいにく東日本大震災原発事故の対応に齟齬があって、あっけなく自民党に取って代わられた。

自民党に300議席も与えたために、安倍政権は国民無視の政治をやってきた。

何をやっても許される、数で押し切れる議員数を持たせた国民が悪い。

少しでも株をやっている人は与党に投票すると言われる。

自分さえ良ければいいという訳だ。

新型コロナウィルスの出現で、政治も揺れた。

政府の対応が後手後手だと言う人たちも、何が後手だったのか、何が間違っていたのかをわかっている人は少ない。

選挙になると、深く考ええうこともなく、見た目だけ、雰囲気だけで投票する人が多いらしい。

貴重な一票、滅多に自分の意志を表明する機会がない貴重な一票を、どの政党に投票するのか、選挙区の候補者はどんな考え方をもっている人なのか。

たまには、じっくり考えて見ていただきたいものですね。