中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

最悪の事態は「神のみぞ知る」は正解だ

今日の毎日新聞からいろんなことが読み取れるので書いてみたい。
参院予算委員会で、池田経済産業相自民党の磯崎議員から「最悪の状態を
どう考えるか」と質問され、「私としては予見しうる最悪の事態を考えているが、
それ以上は「神のみぞ知る」でございます」と答弁して野党から反発され、
陳謝したとある。
 
なにも陳謝する必要はない。
最悪の事態など、こいれまでに経験していないのだから、「神のみぞ知る」は、
本音であり、正しい答弁だと思う。
自民党は、この質問で大臣から言質を取ったと喜んでいるようだが、それは間違い
ではないか。
 
なぜならば、今の原発を推進してきたのは自民党である。そして次の記事を見れば
自民党体質なるものも分かるような気がする。
3月3日の毎日新聞「税・sy会保証・識者に聞く」の中で、元経済財政担当大臣だった
竹中平蔵しは「社会保障こそ、無駄の塊」「老後に必要な金は、自分で貯めるのが
大原則、年金は元気で働いていれば、もらえないのが当たり前」と言っている。
このような人が、自民党の経済財政担当大臣だったことを考えれば、恐ろしい。
 
私は、民主党の現状も好きじゃない。ここ20年来の自民党の在り方は大嫌いだ。
といって・・他に信頼できる政党がないのが実情だ。
足を引っ張り合うのではなく、この苦難の時にあって、国のために頑張ってほしいものだ。
 
社説を見ると「原発分析ミス」とある。そして「データーは危機管理の要」と書いてある。
このような基礎的なデーター文政期もできないのが、原発を管理しているはずの東電
の体質なのだから恐ろしい。信頼しろと言ってもできないのは、信頼できるだけの
対応をしていないからである。
 
プルトニュウムが検出された。値が問題なのではない。
それが検出されたと言うことは、燃料棒 (燃料を入れてある金属棒と言う意味)に
破損があり、中の燃料から漏れ出したことを明確にしているからである。
異常な事態であって、専門家たちが言うように「安心」できる状態ではないはずである。