中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

だれもが分からない事態

福島第1原発事故の情報をテレビや新聞で見ていても、いったい何がどうなって
いるのか、さっぱりわからない・・と思う。
分からないはずである。
対策を練っている専門家と言う人たちが、前例のない事故だけに、わけが分からない
のが実情である。
とりあえず、原子炉の大爆発だけは避けられた。
万一、爆発が起こっていたら、日本は全滅していただろう基
原子力委員会が、かなりの昔に、万一原発が爆発したら、日本全土が汚染されると
想定したいたからだ。
 
そんな恐ろしいものが日本中に約50基前後もある。
世界第2の原発国である。
アメリカのスリーマイル島で起こった事故を柳田さんが詳しく検証し「人災」は、
飛行機事故と同じようにいつか、必ず起こると警告していた。
ロシアのチェルノブイリ事故は、周囲300キロに多大な被害を与えた。
これも人災だった。
 
今回の福島原発事故も「人災」なのだと言うことを忘れないでいただきたい。
そして、世界中に例を見ない事故であり、その解決法もはっきりしていないという
事実も忘れないでいただきたい。
今後何が起こりうるか、一番恐ろしいことは中性子爆発かもしれない。
万一、そうなったら、かなりの範囲で大きな被害が出ることは間違いない。
だからこそ、世界の原発関係者が注視し、世界中の専門家が知恵を絞って
いるのである。