中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

東北地方太平洋沖地震

東北地方太平洋沖地震が発生した頃、私たちは夜中まで外出していて知らなかった。
これほど大きな地震が現実のものとなって、いまさらながらに地震大国に住んでいることの
恐ろしさを感じる。
今から30年ほど前に、アメリカのピッツバーグに住んでいる友人が日本を訪れ、彼らは観光で
仙台にも行ったが、その際に地震が発生したらしい。多分震度4程度のものだったと思う。
彼らは、その話しをしながら 「地球が揺れるなんて想像もできなかった。とても恐ろしかった。
日本はもうこりごりだ」 と、直ぐにアメリカへ帰ってしまった。
 
地球が揺れる。まさにその表現通りだ。人間の力で一つのビルを破壊するだけでもどれだけの
エネルギーを必要とすることか。それが、あっという間に潰される、海が湧きあがって何もかもを
飲み込んでゆく。
こんな恐ろしい自然現象を目の当たりにすると、人間の力なんて小さいものだと思い知らされる。
世の中には、いろんな病気を抱えて辛い思いをしている人が多くいる。がんを告知され、残された
命の短さに嘆く人たちもいる。
しかし、あっという間に自然によって奪われる命こそはかない命ではないだろうか。
 
南海地震が心配だ。プレートによる地震だけに、今回のペレーと破壊が連動しないとも限らない。
60年ほど前に南海地震で恐ろしい経験をしたことがある。今回の東北地震は、南海地震に関連する
地域の人たちへの警告と受け止めて用心を怠らないようにしたいものだ。
東北地震で、亡くなった多くの方々のご冥福をお祈りしたい。