中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

災害大国日本に驚く外人たち

 ラグビーワールドカップを観るために訪日している外人の数は

50万人を超えていると聞く。 彼らの多くは台風19号の来襲ニュース

に驚いただろうと思う。 アメリカはハリケーンが時々襲ってくるが

国が広いため、あまり影響を受けない州の方が多い。影響を受けるのは

フロリダ州全体と、あとごくわずかな州でしかないが、日本の場合は

国が小さいから全体的な被害になることもある。

 いま書いている間にも三重県に「土砂災害情報」などが出ている。

三重県で豪雨を降らせている前線が明日には関東から東北にも及ぶ

らしい。 スコットランドー日本戦が中止になれば法的手段も・・

と言ったスコットランドチームの関係者は、たかが台風で・・と

思ったに違いない。まさか、死者、不明者が87名もでることになる

とは思っていなかったに違いない。

 40年ほど前のことだがアメリカから友人が日本観光にきていた。

東京から仙台辺りを観光してから神戸に来る予定だった。ところが、

仙台に滞在しているときに地震があった。震度3の地震だったのだが

彼ら夫婦は「地球が動いたんだぞ~!」と電話で言う。そんな程度の地震

は日本のあちこちで起こっていることで怖くはないよとわたしは言ったの

だが、「地球が動くなんて、そんな恐ろしい国に居たくはないから、直ぐに

帰国する」と言ってアメリカに帰ってしまった。神戸にも遊びにこなかった。

彼らは東海岸寄りのピッツバーグに住んでいるので地震など全く縁がない

のだった。震度3程度で、あれほど驚いたことに私の方が驚いたものだった。

 巨大地震は着実に、日々迫っていると地震学者たちも仰っている。いつ、

どこで・・・と言うのは予測もできないが、迫っているというのは確かな

ようなのだ。 もし、東京オリンピック開催前とか、開催中などに起これば

それこそ、日本の災害大国を世界に宣伝してしまうことになりかねない。

わたしは、ともかく、あと5年は起こりませんようにと祈っている。

熊野で短時間に120㎜もの雨量を計測した・・と言うニュースだ。なにごと

もありませんように。19号で被災された地域に雨を降らさないようにと

だれに頼めばいいのだろう。