中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

オリンピックって誰のものなのだろう?

  東京オリンピックまであと9か月あまりと迫ってきている。

もう直ぐそこ・・間近と言ってよい。 ここまであらゆる準備を

重ね、IOC委員長は「これまでに見たこともない準備態勢だ」

と大いに褒めていたはずなのだが・・。ドーハーの世界選手権での

女子マラソンで4割の棄権者が出たからと言って、急遽開催地の

変更を決定するなんてドタバタ過ぎる。 だれが言い出したのか、

なにを恐れているのか? 私はアテネ五輪の女子マラソンの感動

を忘れることができない。ぜひとも、多くの人たちがもう一度

みるべきだとも思っている。あれほどすごいレースが他にあった

だろうか? 暑いとか、急坂だとかを乗り越えて野口みずき

金メダルを獲ったのだった。 

 確かに東京五輪の女子マラソンの予定日は8月2日であり、今年の

8月2日は神戸では36,5度、去年は31,9度だった。(東京は知らない)

男子マラソンの予定日の8月9日は、今年の場合、33,3度であり、去年は

31,8度だった。 だが・・そんなことは百も承知で大会スケジュールを

決めたはずなのだ。8月2日で言うならば2015年33,6度、2016年33,4度

2017年34,8度なのだから今年に限って猛暑というわけではない。

 IOC委員長の鶴の一言だから逆らえないというようなことを言う

JOCがおかしい。JOCだってこの決定に大きくからんでいるのは

間違いない。小池知事とJOC森氏との確執がこんなところで出て来

たかと思うのは間違いなのか??な。

 オリンピックが鶴の一言で左右されるようでは、だれのための五輪か

と思ってしまう。