中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

タンパク質をかんがえる(2)

 大変なことを書き始めてしまったなと、早くも後悔している。

タンパク質という膨大なテーマでどこまで書けるか、ブログの中で

続けられるかどうかと思案投げ首である。

 言い始めたのだから、ともかくも続けよう。 しかし、どんなに

やさしく書いても用語だけは仕方がない。 用語をいちいち説明して

行くのは面倒だから、どうしてもという方は、用語は検索して調べて

頂きたい。 さてどこから入っていこうかな。 幅広い分野であるだけに

入り方が難しいのです。

 

《1》 たんぱく質を知らずして生命は語れない

  たんぱく質のことをプロテインと言います。TVのコマーシャルなどで

よく聞かされる言葉ですね。 健康食品はアメリカと日本がとてもよく売れて

いるようですが、両国民とも不勉強な人が多いという証明になりそうですね。

 皆さんは「きなこ」をご存じでしょう。大豆にはよいプロテインが多く含まれ

ておりますが、生で食べても同じでしょうか。 もし大豆を生で食べると、トン

でもない病気になってしまいます。 取り返しのつかない病気になってしまうの

です。 トリプシインヒヒタというものがあって、人間の消化酵素である膵液の

トリプシンと結合して、すい臓から小腸へ分泌されたトリプシンの作用を永久に

ブロックしてしまうのです。

 ところが黄な粉のように火を通した大豆にはとても素晴らしいタンパク質が

あるのです。

 体はタンパク質からできています。元素で書くと、C、H、О、N、Sの五元素

でタンパク質はできています。

 炭水化物は、C、H、Оですから、N(窒素)とS(硫黄)が余分についている

構造です。

 肉の主成分はタンパク質ですよね。 肉が腐ると臭いのはなぜでしょうか?

硫黄化合物が変化したものだからです。

 また窒素化合物が分解して生ずるアンモニアも困りものですが、わたしたちの

肝臓はその処理のために存在しているのです。 肝臓がなければアンモニア

昏睡状態になって死に至ることでしょう。

 薬も多くは毒物なのですが、肝臓が守ってくれています。

TV宣伝でコラーゲンを買っている人も多いでしょうが、わたしたちの身体には

多くのコラーゲンが備わっているのですよ。

 目のレンズは透明ですが、クリスタリンタンパク出来ているからです。血液が

赤いのは、ヘモグロピンタンパクです。

 すでにいくつもタンパク質の名前をかきましたがお分かりになりましたか。

タンパク質と一口に言っていますが、数万種類もあるのです。

 ではここまで、わずか40行足らずでしたが、いかがでしたか。

星印をつけて応援していただければ、続けていく元気がもらえるのですが。