秋場所は、下剋上ながらそれなりに盛り上がって面白い場所だった。
カド番大関貴景勝と、15枚目の熱海富士の健闘で千秋楽までフアンを
引き付けた。
さて、次の九州場所の番付けを考えてみよう。
関脇までの上位は、東西が入れ変わっても地位には変わりがない。
小結は新顔になる。東に阿炎、西に朝乃山が久しぶりに三役に
返り咲くだろう。
前頭筆頭には、東に宇良、西に正代だろう。
5枚目は、東に翠富士が上がってくると思う。2勝5敗から連勝を
続けたのは凄い。 西には北青鵬か。
8枚目には、今場所沸かせた熱海富士が東に、西には妙義龍か。
十両優勝の一山本が最大幅の9.5ランクが上がり、幕内東14枚目
だろう。
私の注目は十両だ。
今場所沸かせた大の里が5枚目あたりか。
令和の怪物と言われた白桜鵬(落合)と並ぶだろうが、8月31日に
左肩の大手術を受け秋場所全休しただけに、戻ってくるのは来年初場所
になるかもと思う。その時は幕下まで落ちているだろうが、大谷選手
同様に、じっくり直して再起してほしい。本人は、どこまで落ちてもよい。
しっかり治して、横綱まで狙えるようになりたいと言っているらしい。
もう少し長生きして、熱海富士、大の里、伯桜鵬などがそろって上位で
戦う姿が見られる日を迎えたいものだ。
来年のパリ五輪を楽しみにがんばって生き続けているが、大相撲の若手
の成長も楽しみにしている。
もちろん、阪神タイガースは来年も「あれ」するぞ。