大相撲.14日目。
終盤になって見応えのある相撲がおおかった。
これまでも負けてはいないのだが、いつも時間のかかる相撲となる。
霧馬山が、潜り込んで粘るこれ迄の二人の取り組みを映像で見せてくれたのがよかった。
今日の二人の取り組みも、まるでビデオのような形になった。
しかし、これまでと同じように照ノ富士はじわじわと霧馬山を追い詰め寄り切った。
慌てないで、少しずつ体を合わせて行き、自信を持って寄り切る。
今場所は、体を寄せるか、抱え込むかで、相手を圧倒した。
昨年5月場所に優勝し、1年後の今場所も優勝した。
横綱だからカド番はない。手術を終え、充分な稽古を積んで優勝したのだから、休場していたからと言って問題はない。
白鵬のように過激なパフォーマンスがなく、堂々たる相撲での優勝で、見ている方も気持ちが良い。
照ノ富士の優勝おめでとうございます。