中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

あんなこともあった(21)鉄道

鉄道の思い出を書いていると色々思い出してくる。

現在のことは知らないこと多いので、むかし経験したことだけを書きます。

学生だけに与えられている学割を有効に使って旅をしようと思って計画したのです。

東京から日本海沿いの直江津まで行って、そこから下関→大阪→東京と、日本半周をしました。

お金がないから、なるべく宿には泊まらないで駅で寝るか、列車内で寝る。

急行、特急は別料金がいるので、なるべく普通列車を使う。

今はもうなくなってしまいましたが(時刻表)を片手に随分考えて行動したのが懐かしい。

あの3センチほどもある分厚い時刻表が懐かしい。時刻表を上手に使い熟せるのが自慢でもありました。慣れないと使いきれない。

チケットの使用期間は一ヶ月ほどあったので、のんびりゆっくり移動します。

気になる駅に降り立ち、次の列車までの間、駅周辺を歩き回って探索します。

列車内からも、家の構造や屋根の形なども観察します。

地域によって棟の形が違い瓦も違う。

屋根の中央がやや凹んでいる地域と、やや凸になっている地域もあるのです。

普通列車は各駅停車ですから、乗り込んでくるお客さんの言葉がどんどん変わってくるのも実感できました。

私の旅はどこに行っても(興味津々)(好奇心一杯)旅行ですから、飽きることはありませんでした。

そう云う意味では若い頃から、広く詳しく知りたいと言う気持ちが強かったのでしょうね。

調べてから出掛けるというより、気持ちの趣くままに移動し、後で調べる。

現在のように、スマホで簡単に調べらる時代とは違います。

自分の目で観て考えるのです。

未だ沖縄が米国の統治下にあった70年前のことを書きました。