「一を聞いて十を知る」
物事の一部を聞いただけで十を知る。聡明で懸命なこと。
確かに一を聞いて十を知るタイプの人と仕事の話をしているとやりやすい。
十を語っても一しか分からぬ人とでは仕事はやりにくいことは確かだろう。
祖父の場合はもっと厳しかった。
農作業とか家の中の作業の際に、仕事のコツを尋ねても、
「見ていて分からんものは聞いても分からん」と、
何も教えようとはしなかった。
祖父は、全国から選ばれた近衛兵だったことが一生の誇りだった。
確かに、仕事は教えてもらうものではなく、自ら考えることで学ぶことが多いハズ。
段取りの良い人と悪い人、それだけで能率は大きな違いが生まれるはずだな。
日々脳を鍛える。それが一を聞いて十を知る事になると思っています。