新型コロナウィルスは中国の研究所から漏れたのか、アメリカの研究所から盛れたのか、両国の言い分が食い違っているままだが、その疑問は解決しそうだ。
フランス.パスツール研究所と言えば知る人ぞ知る名門研究所だが、科学専門誌ネイチャー(Nature)に論文を発表した。
それによると、ラオスで新型コロナウィルスと95%以上似ているウイルスを見つけたとの事だ。
ラオスと聞いて地図的にその場所がわかり人は少ないだろう。
インドシナ半島の最も北部で、中国と国境を接する
所は東側がベトナムであり西側がラオスになっている。ラオスの西側はミャンマーである。
ラオスの北部(多分中国との国境に近い?)の洞窟で、コウモリ645匹の唾液と排雪物を集め、分籍した結果、キクガラコウモリ3匹の中から、新型コロナウィルスと類似のウイルスが発見された。
95%類似しており、一匹は96,8%類似していたという。
昨年、中国雲南省のコウモリから、新型コロナウィルスの近縁種(96%)が見つかっており、この2つは、40年から70年前の祖先ではないかという。
これで一挙に新型コロナウィルスの出現と関係付けできないかも分からないが、研究は加速するだろうと思います。