月刊.文藝春秋への寄稿で話題を呼んでいる矢野財務次官の寄稿文ですが、妻に頼んで買ってきてもらって今日読みました。
岸田総理は、いろいろな意見はあるだろうが、政府が決めたことには従ってもらいたいという意味のコメントだった。
読んでいなかったから、どれどれ、、と思って読んで見たが、これまで私が言い続けていることと大差はない。
借金大国がばら撒きすぎると国際的に評価が下がる。当然のことを言ってるだけで、目新しいことは何も書かれていない。
それよりも、これは麻生前財務大臣の考えと近いとも思えた。
雑誌の印刷などのタイミングを考えても、麻生氏がこの寄稿文を事前に聞いていなかったはずはない。
麻生氏はこれまでも閣内にあって同様の意見を唱えていたように思える。
それが安倍氏にも菅氏にも通用しなかったのではないか。
次の総理にブレーキをかけようとしてこの寄稿文を書かせた可能性もある。
国民に向かって、甘えるな!と言っているような内容と言って良い。
高市氏が怒っているような発言をしているのも、本心ではあるまい。
雑誌の売上にみんなで協力しているようにしか見えない。
矢野氏の今後を案じていたが、案じるには及ばない。これも茶番劇の一部に過ぎない.