中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

日本の総理大臣になっていただきたい人物像

 毎日のように政局が揺れています。、高級官僚が、あまりにも・・幼稚な・・
(たとえば、公文書改竄のような)ことをやって問題を起こしています。
 福田財務次官のセクハラ問題の際の麻生財務大臣たちが考え出した、
セクハラを受けた女性は名乗り出て来い、名乗り出てこなければ解決の
方法もない・・・などと言って、自民党内部からの反発が出るなど混乱を
深めて、結果的には事務次官辞任する羽目になりました。
 この経緯を見ていますと麻生さんの時代遅れ、世の中を見る目の浅さを
感じてしまいます。
 麻生氏を財務大臣に据えている安倍首相の責任だともいえるでしょう。
 政権を長く維持するためにはアメリカに擦り寄っていなければならないと
いう宿命があります。中曽根氏、小泉氏、安倍氏が典型的なタイプです。
 アメリカに無理な要求をされたときに「ならば、日本は大量に持っている
ドルを売ってしまうぞ」と、恫喝した田中角栄氏は、ロッキイード事件に
嵌められて退陣させられたものです。
 アメリカ一辺倒でよかった時代もありましたが、小泉政権はあまりにも
米国のご機嫌をとりすぎ、言いなり放題の政策をやり、日本の富をアメリカに
渡してしまったことも・・早くも忘れてしまっている方が多いのではないでしょうか。
 郵政民営化でよくなりましたか?? みなさんは郵政民営化で郵便局が
感じよくなったと思いますか?
 外国の郵便局を体験しますと、…と、私の場合はオーストラリアがほとんど
ですが、郵便局の感じ良さ、スムーズさに心地よさを感じます。郵政民営化
をやった小泉さんは、日本の富をアメリカに渡したような人ですが、それも
お忘れでしょう。 安倍さんも長期政権を保つためにアメリカに擦り寄って
います。 かれの場合は憲法改正した首相としての名を後世に残したいと
いう信念からだと思っていますが、それにしては彼の言う憲法改正案はひどい
ものです。 昨日このことについて書きましたのでこれ以上書きませんが、
もし・・改正するなら石破さんの案がベストだろうと考えています。
 政治は50年後100年後の日本を考えてやるべきものだと思いますが、
アメリカ一辺倒の政治では、これからのアジアで生きて行けなくなるのではない
でしょうか。田中角栄氏はそれを読み取って、いち早く中国との国交回復を
やった人でした。 巨大化する中国のいまのあり方を容認はできませんが、
かといって、無視できない国であることは言うまでもありません。
 日本には、世界をグローバルに捉えての、強かな外交が望まれています。
 イエスとノーがはっきりと言える首相が望ましい。そして、首相周辺に忖度
人間を置かない・・言い換えるならば、胡麻すり人間を側近に置かないという
潔癖な人に首相になってほしいと思っています。