これまでオリンピックは4年に一回のスポーツの祭典として持て囃されてきた。
数年前から、費用負担の巨大化から開催を名乗る都市が減ってきた為に、規約変更してIOCが一方的な決定権を持ち、次のパリ大会のあとはアメリカのロサンゼルス大会、その次は豪州のアデレード市まで決めている。
それでもやはり五輪開催は嬉しいのか、次回開催を祝っての昨日のパリで行われた儀式は、日本の閉会式より派手だった。
パリは百年ぶりの開催となるだけに歓もひとしおだろう。
東京五輪で浮き上がってきたのは、IOCの巨大な権限問題だった。
今後IOCについては多くの議論が行われると思うが、五輪の開催権はIOCの財産だという一点である。これは今回初めて分かった事なのだ。
コーチが馬を拳で殴り近代五種の協会から追放処分を受けたドイツのコーチに注目が集まった。
近代五種競技の(馬は抽選で決まる)というところは百パーセント改善されるだろう。
しかし、このことが発端となって、スポーツに動物を巻き込むな運動が展開されるはずで、面倒なことになってきた。
動物絡みのスポーツが多いだけに、今後の推移が気にかかる。
各種競馬、ドッグレース、闘牛等などもこの問題に巻き込まれるのだろうか?