中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

コロナ対策.菅首相に苦言と提言

菅首相の新型コロナウィルス対策は「異常事態宣言」しかないのだろうか。

宣言の府県を増やし延期するしか方策がないのだろうか。

国民は「宣言」には耳慣れてしまって、耳を貸そうともしない現実をどのように受け止めておられるのだろうか。

それは早くも第一次の宣言解除の際に表れていた。

第一次の宣言解除があり、他県への移動を緩和すると決まったとき、(解除になったし緩和になったし)という言葉を使う人達が現れて私は驚いたものだ。

あの頃は、感染数は(小山)だった。小山を宣言で

抑え込んだと思い違いをした政府の閣僚や担当官庁の官僚たちがいたことから、今まで間違いを続けているように思える。

一波、ニ波、三波、四波、そして今回の第五波と、それぞれ流れが違う事にも気がついていないようだ。

私は、昨年1月に、NHKのニュース9で新型コロナウィルスの報道がされる3日前にブログに書いている。

そういう意味では、国内でいち早く新型コロナウィルスの恐ろしさに気が付いていた。その後も、これが今後の日本にどれだけ大きな経済的損失を招くかを書いて来た。マスメディアより早く、経済的な影響を指摘してきた事実は、古い記事を読み返していただければわかります。

あの頃、政府は、何をしていたのでしょうか??

私は、1月15日から、全都道府県の全てのデーターを記録し始めました。日本には未だ感染者が出ていない頃からです。

訪ねてきた長女がそれを見て、菅総理に見せて上げれば役立つだろうにと言いましたが、お見せしても、感じるものを持っていなければ役には立たないでしょう。

菅総理は今、英国のマネをして新型コロナウィルス対策を完結しよううと思っていますね。

しかし、それは出来ません。

英国は、デルタ株が入ってくるまでに2度のワクチン接種を終えた人は60%に達していました。

日本は、ワクチン接種のスタートが3ヶ月も遅れ、しかも政府が7月に急ブレーキを踏んで、またも一ヶ月ほど接種が遅れてしまいました。

デルタ株の驚異に付いても2ヶ月以上前からブロブに書き続けましたが、政府は、その間にどんな対策をこうじたでしょうか。

無策ばかりではなく、言うことを聞かない飲食店に、取引銀行から圧力をかけようとしましたた国税庁は、酒卸店にそういう店に酒の販売をやめるようにと指示しました。

酒を飲まない私まで不愉快に思う政府による、権力を傘に来た脅しに終始し、批判が出て謝罪したのです。

無策の上に、権力を使うあみとは悪政を絵に書いたようなものです。

権力が大好きだと言う菅総理には出来ないことかも知れませんが、民の声を聞いてこそ対策ができるというものです。

権力の上で胡座をかいていては、何も見えません。

民の声が聞こえるところまで降りてきてください。

私と話し合いませんか?