京都には昔から「いけげんさんお断り」というのがある。
扉に「一見さんお断り」とkか「いちげんさんおことわり」などと
紙が貼ってあったりする。 いまのようなとき・・・コロナ禍のような
場合には、顔見知りのお客さんしか入れにというのはとてもいい
ことかもしれない。 実は顔だけではなく、そのバックまですべて
知っているということだ。 安心して受け入れられるし、客の方も
安心してくつろげるというものだ。
なじみの店を持たない人はこういう時に困る。 それも含めて、
コロナ禍が古い習慣をよみがえさせるかもしれない。
今の私には「なじみの店」など一軒もない。 どこもかも一見さんだ。
しかたがないから、我が家で美味い物を食おう。