今年は年明けから新型コロナウイルスのことばかり・・日本中のだれもが
世界中のだれもが・・新型コロナウイルスで頭の中がいっぱいだった。
日本では、とんでもない予算が付けられようとしている。 補償・補償。補償
どこまで補償するのだろうか？？ と思うほどのばら撒きだ。
新型コロナで日本では、亡くなった人の数は６月には千人を超えるかもしれません。
でも今年１年間でも、それほど多くの方はなくならないでしょう。
アメリカではコロナでの死者が１０万人を超えましたが、人口も違いますし、あまり
比較する対象ではないと思っています。
しかし、日本のがん患者の場合はどうでしょうか？？
２０１８年度に日本で、がんによって亡くなった人は３７８，６２５人です。
現時点での・・新型コロナウイルスによる・・全世界の死亡者数とほぼ同じです。
長い、苦しい戦いの果てに亡くなっていくのですが・・何の補償もありません。
新型コロナウイルスのために、がん治療が遅れて辛い思いをなさっている方々が
多いのです。
新型コロナの陽性になったからと言っても、ほとんどが軽症ですが、がんの告知を
受けた人たちは軽症ではありません。 だのに・・がん患者の方を後回しにしている
のが・・日本の医療界の現状です。どうして後回しになるのか・・・。
医療者たちが。がん患者が万一コロナだったら・・と恐れるからでしょう。
それなら早目にＰＣＲ検査をやればよいのですが・・なにしろ日本の検査体制
は整っておらず・・がん患者だけが・・置き去られた感じになっているのです。
この際に、がん患者たちのことも忘れないで、心をください。
二人に一人ががんになる時代なのですぞ。 他人事ではないのですぞ！！
2018年にがんで死亡した人は373,584人（男性218,625人、女性154,959人）。
主な部位別含死亡数（２０１８年）（２０１９年は未だ統計が出ていません）
２０１８年の死亡数が多い部位は順に
1位 2位 3位 4位 5位
男性 肺 胃 大腸 膵臓 肝臓 （大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸7位）
女性 大腸 肺 膵臓 胃 乳房 （大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸2位、直腸10位）
男女計 肺 大腸 胃 膵臓 肝臓 （大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸7位）
