中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

私はがんサバイバーです(1)

昨年から新型コロナウイルスの感染が始まり、すでに第4波まで感染拡大が進んでいます。

新型コロナウイルスの感染拡大によって一番辛い立場に立たされているのががん患者です。 日本では二人に一人が、がんに罹患しているとデータが物語っています。 ですからがん患者は決して少なくはないのです。

それなのに癌の手術を後回しにして新型コロナウイルスの患者の治療にそのスペースを当てようと言う動きが日本中に広がっています。そういうことがあっていいものでしょうか。

この記事は毎回短めに書きながら、がん患者の抱えている悩みなどを探っていきたいと思っています

。私は前立腺がんでした。 すでに前立腺から精巣に逡巡をしていて容易ならざる状態でありました。 私が癌の告知を受けたのは2005年4月でした。 その年の10月に豪州のパースから帰国し、兵庫県粒子線センターで治療を受けました。 翌年の2006年4月に、はりま粒友♧という、粒子線治療を受けた患者向けの患者会を設立しました。

その翌年の2007年2月に、日本がん楽会(ラッカイ)を設立しました。

多くの経験を通して学んだことを少しずつここで皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。