中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「新型コロナ」を冷静に考えてみませんか (3)

  この連載記事は、新型コロナウイルス感染者への差別が拡がって

いることを懸念して書き始めました。

 差別がどうして拡がったのかはしりませんし、最初はどうだったのかも

知りません。 私の記憶にあるのは、ヨーロッパとかアメリカで中国人が

差別され次いでアジア系の人たちが差別されたということです。 そういう

人たちからみれば、中国人も日本人も韓国人も見分けがつきませんから、

黄色人種はみんな中国人と思ったのかもしれません。 そしてマスクをして

いる人たちに差別の目が向けられるようになりました。 欧米では、病人が

マスクをするものという決まりのようなものがあります。 日本のようにマスク

を多用する国民も世界ではあまりない。 もちろん、中国は昔からなんども

ウイルス感染症に襲われていて「都市封鎖」も何度も経験があるという国です。

中国ドラマでもよく使われる題材でもありますが、その中ではシフォンの布を

三角形にしてマスク状にして医療者たちが使っていますから、マスクの原型は

中国の方がはるかに古いのでしょう。 都市封鎖の手順などもみごとです。

そういう歴史の繰り返しの中で、中国には積み上げたものがたくさんあるのでは

と思うことがあります。 近い昔では?「明時代」の感染症で明が国家の体力が

奪われたのではと考えています。 そして、やがては李自成に敗れ、満州族

「清」を興すことにつながるのでしょう。 たかが僅か50万人とも言われる満州族

が大中国を奪い取った奇跡のようなできごとの、もとのきっかけは感染症と宦官

の勢力が強くなりすぎたためだとも言われます。 ここで・・ちょっと要らぬ話ですが、

「宦官」という制度は中国だけではなくヨーロッパなどにもあったのですが・・・・

日本では宦官はなかったのです。日本では動物の去勢も行われなかったようです。

今では・・野良猫などに行われていますが・・。 よけいなことを書きまし、ごめん。

 人間の差別意識というのは、各国とも昔からあるようで、それは悲しい性(さが)としか

言いようがありません。差別意識を為政者が利用して差別制度を作ってきたものです。

私は700年にも及ぶ英国によるアイルランド差別、弾圧ほどひどいものはないように

おもっていますが・・。 人間って、それほど賢いものではないのですね。 そのように

おもわないと・・腹立たしくなってきます。 差別されている人たちが気の毒すぎます。

 ちょうど字数になりました・・また(4)で・・お会いしましょう。  今日は、これで終わり

に、・・・・・腰痛がひどいのです。24時間続くひどい頭鳴りも、忘れてしうほど・・・に。