愛知県は4月11日の検査で28人を陽性としていたが、
陽性は4人だけで24人が陰性だったと発表し、謝罪した。
この件では、謝罪だけではすまない重い問題がある。
一つは、陽性と言われて亡くなった方の通夜も行うことが
できず、顔をみることもできずに葬ったご家族の悲しみだ。
人の死には家族や友人も関わってくる。死んでいく本人には
陽性も陰性も関係ないかもしれないが、残された家族や友人
には、大いに関係があるということだ。やはり、対面できないと
いう悲しみがいつまでも残るのではないか。
また、この判定の間違いによって、陰性でありながら陽性の
患者と2日間同室で過ごした人に感染してないかという心配
もある。 検査の段階で、陽性の検体を陰性の検体に飛散
させた結果で間違いが起こったということだが・・。お粗末な
ミスともいえる。 こういうミスが他の都道府県の検査で起こら
ないように願うしかない。