米グーグルは3日、スマートフォンの位置情報データを使って、
新型コロナウイルスの感染拡大を受けた各国の外出制限などの
取り組み度合いを分析した報告書を公表した。
職場へいく動きは、米国では普段より38%減、イタリアでは63%減に
なっているのに対し、日本は9%減にとどまり、日本の対策の遅れというか、
仕事熱心が目立っている。
死者数が最も多いイタリアでは「小売店・娯楽」への出入りが94%減、
「職場」が63%減となる一方、「住宅」は24%増となり、人々が不要不急の
外出を抑え、自宅にとどまっていることがうかがえ、それが感染者を増やさ
ない効果につながっているかも。
グーグルは、新型コロナウイルスの感染が広がっている間は、定期的に
データを更新するとしているので参考になるだろう。