毎日のように大きな動きが出ることに驚いている。もう他人事ではなく
とても身近に感じて、恐れている新型コロナウイルスだ。
正しく恐れよう!という呼びかけがあるが、正しい情報が伝わってこない
中で、正しく恐れることも難しい。 例えばだが・・和歌山県で院内感染
を含む感染者が出た。 感染経路のわからない患者もいる。あるマスコミ
は、こんなコメントをした。「県が調べても分からないほどだから・・」と。
このコメントをした人は、何にも知らないのではないだろうか? どの
都道府県でも、こういう場合に感染経路を素早く調べる調べ上げる専門家
などを持っていない。兵庫県などは、とても大規模な組織なのだが、県の
「がん担当者」が一人しかいないということにおどろいたことがある。
そしてまた、彼はがん知識もなく、家族などにがん患者もいないし、
インフルエンザが流行すれば、そちらの担当も兼任すると。
そういうのが、どの府県でも同じだろうと思う。その体制は呆れる
ほど貧弱なのだ。 どこに塵埃を配置しているのだろうか?
私は、その時の知事に(今も同じ井戸さんだが)「せめて、がん知識の
ある人を専属で配属させてください」と頼んだのだった。
今回のような感染者が出た場合に、県のだれが???追跡できるの??
と思ってしまうし、マスコミの人が「県が調べても・・」という、その
馬鹿さ加減が情けない。世の中を知らないようだ。
今日、新たに「受診の目安」が政府で決められた。 遅すぎる!!
また、やっと・・一日に3000人の検査が可能になった。遅すぎる!!
今日はクルーズ船で99人の感染者が出た。これまで検査した人の
26%以上にあたる数字だ。4人に1人は感染していることになる。
東京の屋形船の場合。 タクシー組合の新年会があったのは
1月18日なのだ。 未だ政府が何の対策も示していなかった時期だと
いうことを忘れてはいけない。 2月に入って、感染者で出てきて、
慌てふためいているに過ぎない。
時系列で、もっとちゃんと見れば、どれほど政府の対応が遅れて
いるかが分かる。私はすべて時系列で記録してあるので、1か月後
辺りには、膨大な資料を一挙に掲載するかも??
いまは一日2回だけの報告と状況を伝えるだけにとどめたい。
今日は・・・クルーズ船から99人が。
和歌山県から4人の感染者が。
神奈川県から1人(先日亡くなった人の看護師)
アメリカは、300人を超えるクルーズ船客を下船させ、
チャーター機でアメリカに帰国させた。14人の感染者がいたが、
隔離して搭乗させたという。 帰国後2週間隔離される。