中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

COVID‐19・中国は初期封じ込めに失敗したのではない?

COVID‐19が、ここまで感染拡大したのは中国の対応が

間違っていたからだと・・私も思っていたが、100%そうだとは

言えないことが分かってきた。 今日日本の検疫官が新しく感染者

に加わったが、それだけ防御が難しいウイルスだと言いかえることも

できる。 中国でSARSの専門医が感染して亡くなったが、彼が

死を前にして言ったことの中で「眼球から感染したかも」だった。

今日の検疫官もゴーグルをつけていなかったから、目から感染した

可能性があるかもと・・私見ながらおもう。

 感染して、無症状で元気な人が、どんどん感染連鎖を起こしていった

と考えられることも、SARSの場合のように重症化してから感染

させることと大きく違う。 中国当局は、当初はSARSに準じて

対応していたのではないか? そうだとすると、間違っていたという

よりは「予断が間違っていた」と言うべきだろう。 日本の専門家

たちも、「今度のウイルスは大したことはない」と言っていたのも

「予断」によるものだろう。 昨日も書いたように「予断」が混迷

を深める結果となったのだと考えれば、今回のCOVIDを甘く

受けとめていたことが間違いであったので、方法論として間違い

だったとは言いにくい。 中国で感染連鎖が拡大したことで、中国

の医療レベルを低く評価するのは間違いだろう。 もし日本で最初に

ウイルスが発生していたとしても、結果は同じだったとも思える。

 ここまで書いてきて・・やはり思うことは・・簡単に抑え込めない、

収束宣言が出せない・・ということは・・東京オリンピックにどう

影響を及ぼすか?? 習主席の来日延期も視野に入ってきている現状

の中で、これからの2週間が大問題だ。 やっと!! 政府はクルーズ

船ダイヤモンド・プリンセス号全員の検査に踏み切ったようだが、決断が

遅すぎるだろう!!! と言いたい。