新型コロナウイルスは、当初は「大したことない、インフルエンザに
毛の生えた程度のもの」などと、報道されました。比較の対象にしたのが
2003年のSARSだったので、専門家たちも大きな間違いを犯したのでしょう。
今になって考えると、あまりにも軽すぎる予断だったようです。 それにマスコミ
も乗りました。 医療者の中にも、どうしてみんなが騒ぐのか、騒ぐからいけない
のであって、新型コロナは恐ろしいウイルスではない・・と、言っていました。
同じ医療者が、今では100%違うことを言っています。 やはり「予断」が間違って
いたのでしょう。 その当時から「新型というのだから・・まだ何にも分かっては
いないのだ」と、言う専門家もいました。 そうなのです・・なにも分からないから
新型だったのです。 気温が上がれば終息すると予断した人もいましたが、
新型だから、気温が上がったからといって終息するとは限らない。まだわからない
と、言う人もいました。 分からないというより・・ますます混迷度を深めて行った
のが新型コロナウイルスでした。非常に狡猾でどのようにプログラムが作られて
いるのか・・いまだに読み切れないのです。分かっているのは使われている
タンパク質の種類です。それを根拠にワクチン作成が進められちぇいます。
世界中で40以上ものワクチン競争がすすんでいて、中国のものが第2段階
まで唯一進んだようですが・・それでも、早くて1年後の完成でしょうか。
出来立てほやほやのワクチンを打つ勇気は私にはありません。幾多の
検査の上で承認されるだろうワクチンですが、やはり高齢者には怖い
でしょうね。私の場合は、それまで生きているはずもないから、もし生きて
いれば・・という仮定で書いていますが・・。
だが、ワクチンつくりは簡単ではありません。どんどん変異が進むと、作れない。
急速に終息してしまっても、ワクチンが作れない。なんとも厄介なのです。
来年の5月ごろにワクチンが完成していれば・・東京五輪開催バンザイ!
なのですが・・。