中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

クルーズ船上実験の感がある・・正しく恐れながら心配もある

 横浜にとどめ置かれて、乗船者が残り3600人もいる

ダイヤモンド・プリンセス号だけではなく、香港でとどめ置かれて

現在検疫を受けているいている乗客1800人と乗組員1800人

(3600名乗船中)「ワールドリーム号」なのです。

 香港発で日本の沖縄・横浜・神戸へ向かっている途中で日本政府が

入国拒否して香港に戻るように要請している「ウエステルダム号」

の外にも、香港発着のクルーズ船が日本に向かうという。もちろん

この場合も入国拒否になるでしょう。

 ダイアモンド・プンセス号の場合、最初は感染者10名で、引き続

いて10名の感染者が出ていたが、今日は一気に41名の感染者が

見つかっている。まだこれからも感染者が出てくる可能性は大きい。

 都市での場合、感染経路が把握しにくいが、船内の場合は、すでに

3700人の中から61名の感染者が出たということであり、もっと

増えるだろうから、もし74人の感染者が出るとすれば2%の人が

感染するという計算になる。ものすごく単純な計算をすれば、1200

万人の東京で感染が進めば、24万人が感染の可能性が出てくる。

インフルエンザならワクチンを打っているから、そこまでは広がらない。

 そういう懸念も含めて政府は対応しているのであろうし、抑え込みに

必死なのだ。 それなのに・・都市部の医療機関で怪しい患者を見つけて

保険所に連絡しても検疫が受けられないという。 中国に行ったことが

あるか?武漢との接触は?などなど・・いくつかの要素がなければ、検疫

しないのだという。 医師が症状から疑って連絡しても検査が受けられない

という、取り決めの硬直化を止めて柔軟に対応する体制を取らないといけない

のではないだろうか。正しく恐れて、連絡しているのだから・・・。

そういうことを考えると、新型コロナウイルス問題は、簡単には収束しない

のではという危惧もある。香港での船内検閲の結果を知りたいものだ。