現在、スイスで開催されているユース五輪で、日本の16歳が快挙を
成し遂げた。彼は全日本選手権で、宇野、羽生に続いて3位だっただけに
期待されていたが、ショートでは3位と成績が振るわず心配していた。
1月12日にフィギュアスケートの男子シングル、フリープログラムが
行なわれ、日本代表として参加している鍵山優真が最終滑走で登場。
見事、金メダルを獲得した。 同大会では2016年に山本楓太が優勝を
果たしており、2大会連続の日本人選手の快挙となった。
また、2012年大会では宇野昌磨が銀メダル、団体では金メダルも獲得
している。
鍵山のジャンプは特筆もので4回転トゥループに始まり、3回転ループ、
4回転+2回転トゥループ、トリプルアクセル+オイラー+2回転サルコー
(予定では3回転サルコー)、3回転フリップ+3回転トゥループ、3回転
ルッツ、そしてトリプルアクセルというラインナップを着氷するという
快挙だった。さらに、美しいステップシークエンスやスケーティングも
称えられ、「まさに氷上のプリンスだった」と現地の新聞が褒めている。