感染者が急増している肺MAC症とは
MAC菌という、結核菌によく似た菌の感染によって起こる肺の病気が
肺MAC症です。 そうした場で、しぶきや霧状の水滴、土ぼこりなどが
発生し、その中のMAC菌を肺に吸い込むと感染すると考えられています。
以上はNHKでの説明なのだ。今夜のニュースの中でも、この病気の
説明をしていましたが、わたしはどうも納得できないのです。
解説の医師は、しきりに、シャワーを浴びているときなど飛沫を浴びない
ないようにと力説していましたが・・シャワーをしぶきを受けないででき
ますか?? とろとろ・・っと、お湯を出すのでしょうか? そんなアホな!
シャワーが原因で病気になった人もある・・と言うけれど、この病気は見つかる
までに長年かかる病気でもあります。 軽い咳を長年続けている、痰がでるように
なった、、激やせしてきた・・ここまで来て、ようやく病気が見つかった人が
多いのです。 最初に書いたように、「感染者が急増している」のではなく、
「患者が多く見つかるようになった」と言うべきでしょう。以前は「肺がん」
「結核」と誤診されて治療を受けてきた人が多いはずです。最近になって、
見つけやすくなったことで「感染者が急増」と言う言い方はおかしいでしょう。
医療側が、やっと気づいた病気なのですが、この病気はなかなか治りませんし、
一旦治ったかに見えてもぶり返してくるケースが多いのです。
シャワーの時にしぶきを云々と言うより、シャワー口を清潔にしておくべき
でしょう。浴室内を清潔にしておくことが大切でしょう。そのためには乾燥
を心がけるべきでしょう。 浴室だけの問題ではなく、室内のいたるところに
原因が潜んでいると考えるべきです。カビ菌を甘く見ないようにしましょう。