中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

人生の岐路について ⑦ 三段ロケット

 人生には三段ロケットのような勢いが必要かもと思っている。

50歳を過ぎてからあちこちで講演してきたが、その内容は学校

教育論であったり、家庭教育問題、人生の中で・・などなどの

タイトルでやった。タイトルが自分で決めるからどうしても

そうなる。一度だけ公立学校から「公教育の中における正義の

教え方、考え方」というタイトルを提示されてやったことがある。

 今日は、おおざっぱに人生の中における私見を書いてみようと

おもう。先ほどの記事に書いたように、ちょっとしたトラブルが

妻に起こったために、私の体調までおかしくなっているので力が

入らないが・・書く。

 私の場合は、まさかまさかで85歳まで生きてしまった。思いの

外の長生きで自分ながら戸惑ってしまう。だから、老後の70歳以降

の人生については三段ロケット論は入れないことにする。

 三段ロケットってなんだ?? ながい人生で、いつもいつも全力

投球はできない。ピッチャーではないが、いつもいつも全力で投げて

いては身体が持たない。もう一つ、充電と発言という考え方もある。

人は、常に充電を心がけていなければ大成することはない。充電を

心掛けない人が大成するはずは決してないともいえる。毎日、朝から

晩までではなく、24時間と言っても良いほど、充電を心がけている

人にはチャンスが訪れる。充電が十分でないと放電が出来ないものだ。

充電と放電を心がけながら生きる・・なんていうと、面倒くさいように

聞こえるかもしれないが、充電も放電も自然体の中でやることも大切

かもしれない。人生の中で何回か、すさまじいばかりのエネルギーが

必要な時がある。これが三段ロケット論だ。大げさな表現をしているが

どうってことはない。何かをやろうとする、大仕事をだ。ロケットの

1段目の発射の瞬間だ。1段目を切り離してからも慣性で飛び続けている。

やがて2段目に点火して高度を上げていく。大気圏を突破しようとすれば

よりエネルギーが必要になる。そこで3段目に点火して大気圏を飛び出す。

 大仕事をやるときにも、同じように膨大なエネルギーを使ってやる。

そのために、充電が十分でなくてはならない。人生の中で、3段ロケット

を何度打ち上げるのかは個人差があるだろうが、だれもが1度や2度は

あるはずだ高校受験時とか、大学受験時にも「猛烈にやった」人がいる

だろう。実力があって猛烈にやらなかったよという嫌味やことをいう

人もいるが、まあ、多くの受験生は猛烈にやったはずだ。しかし、受験

というのは1段ロケットだとおもう。入学してから2段目を着火したか、

卒業時に3段目に着火したか??と問いたい。

 少なくとも打ち上げから3段目まで5~6年はかかるはずだから。

そういう5~6年を2度か3度・・言い換えれば三段ロケットを三度

打ち上げたかどうか。そう思い返せば人生の岐路のありかたにも

つながって来るのではと思う。 娘夫婦が3年間かかって、太い

丸太の皮をめくって・・大きなログハウスを建ちあげた。あれも

三段ロケットに近い快挙だった。 今、淡路島の(淡路市)佐野

でカフェレストラン「海」を経営している。よかったら、いちど

覗いてみてやって下さい。開業して3年になる。