中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

齢はとりたくないもんじゃ(8)今日、まさかの老老介護

 昨日は東灘区まで花の苗と土を買いに行った。近くにコーナン

あるのだが、妻には妻の考えがあり遠くまで足を運ぶことになる。

今日は、その苗を植えている・・・ちょうどここまで書いた時に

べランダで叫ぶ声が聞こえて振り向くと妻が鉢植えのなかに倒れ

込んでいる。何だから今日は嫌な予感がしていたんだ。 もう、

今日で最後の花の手入れにしてくれよ、これ以上やっていると

かならず無理がくるからな・・と。私の腰痛の場合だと、とても

しゃがんでの作業などできないが、妻の場合は太股の裏が痛む

腰椎狭窄症だから、なんとか凌いで作業をしているのだろうが、

私には作業後の後遺症の方が気になって、去年あたりから、

もう花はやめよう・・と言っているのだが。せめてゼラニウム

だけにしよう。ゼラニュウムだと植え替えの世話が少なくて

すむから・・・と。でも・・それでは満足できずに、先日も

沢山の花をうえたが、もう少し・・買い足したというわけだ。

 さて、ベランダで足腰をねひった形で植木鉢の間に倒れ込

んで、痛い痛いと叫んでいる。どこが痛いのか要領よく言って

くれないので、こちらは慌てるが、わたしとて、たくさんの

鉢植えのなかで、自由に動けない。やっと、ねじって倒れ込

んでいる妻を、なんとか立たせるのに四苦八苦だった。腰が

痛くて力が入らないからぐっと抱き起こせない。まさに老々

介護という奴だ。いつも心配していた。植木鉢の間を歩くのは

危ないぞ、身体をねじるなよ。いつも正対しているような姿勢

が大事だよと。自信を持ち過ぎているよ、きをつけなきゃ!って。

私は5年前に第1腰椎の骨折をしてから、それ以前の動作とは違い、

ぎこちないけれど、何かの作業をする場合はロボットのように動

いて正対させてから作業をすることにしている。そういうわずかな

注意をすることで未然に防げることもおい。こういうことは経験

して初めて自覚することかもしれないが、知恵としては持っておいて

ほしいもんじゃ。。。結局、痛くて左腕が上がらなくなったという。

倒れる際に上腕の筋肉をねじったのかもしれない。しばらくは様子

を見ないことにはしかたがない。でも、ベランダは以前に増して

花々で美しくなっている。 昔から妻のことを「花の奴隷」だと

言い続けてきたが、なにがあろうと、花が第一主義なので仕方

がない。でもねじれ気味に倒れている姿を見たときはヒヤッと

したな~~。以前にメニエル症で倒れて、吐きそうだからトイレ

に行きたい・・と言うのだが立てなかった時、クッションの上に

座らせて、トイレまで、わずか15歩ほどの距離を引っ張っていった

時も腰が痛くて大変だった。今日のような足場の狭い場所で引き起

こすのがこれほど大変とは・・。老々同士が、労わり合って生きて

いる。そんな中でも、私は笑いを忘れないで、冗談ばかり言っている。

ということで、今夜は私が夕食を作ろう。