中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

五輪のメダルに感じること

 オリンピックは参加することに意義あり・・と言われるが、やはり
メダルを獲得できればそれに越したことはない・・と、誰もが思って
いるはず。 もちろんオリンピックに出場することだけでも選ばれた
人たちであり、選ばれるには多くの努力の積み上げが実った結果
であると言える。
 少年野球、高校野球で日々頑張っている中で極く一部の選手しか
プロ野球の世界に入れないし、プロ野球の世界に入った中の極く
一部の選手しか生き残っていけないように、オリンピック種目で大会
に出場するのは並大抵のことではない。
 そういう中で、期待に応えられる人もいれば残念な結果に終わる
人もいる。
 スピードスケートの高木美帆さんのように中学生で五輪代表に選ばれ
ても、次のソチ五輪では代表にもなれなかった人が、悔しさをバネにして
その後の4年間努力を重ね、今大会ではスピードスケート1500メートル
で銀メダル、1000メートルで銅メダルと二つも獲得している。
 人生のなかで爆発的な努力を何度するか・・それがその人の運命を
変える・と言うのが私の信条なのだが、彼女も爆発をした結果だった。
 人生の長い期間の中で、高校入試時、大学入試時に爆発的に頑張って、
その後は爆発的な努力をしてこなかったという人も多い。入試の時だけ
がんばったのでは「数年」ではないのでダメ。中学生の3年間、高校生の
3年間頑張って日本の最高学府に達したとして「2段」と評価する。
 私は人生は三段ロケットだと考えている。ロケット本体を持ち上げる
1段目、推進力を増して高度を上げる2段目、大気圏突破して宇宙に
飛び出させる3段目・・。 1段目と2段目、3段目の間が10年間隔であって
もいいし、6年間隔であってもいい。 要は人生の中で睡眠時間が取れない
ほどの集中力を持続する数年間を「1段」考え、人生の中でそれを3回やる
人は「なにか」を得ているに違いない。 メダルを獲った選手たちも、何かを
やった人たちに違いないと・・思いながら観ている。
 私の場合は、奥手だったので4段ロケットを使用したが・・・。