世の中には多くの制度があり、資格があり、検定がある。
検定には納得できるものもあるが、どうしてこれが検定に
なるのかと、言うものまでいろいろだ。馬鹿らしいような
検定を受けて、その検定証を額にいれて掲げてあるのを時折
見受ける。それを掲げた人のレベルが分かり過ぎて辛い。
一方で日商簿記検定などは、有益な検定だと思われるし、
自習だけで半年もあれば3級~2級はとれる。昔ならそろばん
検定も有益な検定だった。
私が言いたいのは、役に立つのかどうかが紛らしい検定も
あるということだ。 最近とても人気があるらしい「もしもし
検定」などは、電話対応のレベルアップを願う企業のバック
アップもあって、受験が急増らしい。しかし3級の問題を見て
みたが、どうしてこれが問題に入っているのかと思えるものが
あり過ぎるようにおもう。電話対応とはあまり関係ないかと
思われる常識問題があり過ぎる。もちろん、いろんな常識を知って
いるに越したことはないが、もっと電話対応に適した問題をおおく
すべきかとも思う。
さまざまな検定は、いつの間にか、資格に置き換えられ、資格が
ないと「職」に就けないシステムに置き換えられしまうことがしば
しばだ。そして既得権益につながっていく。これまでそういう流れを
どれだけ見て来たことか・・・こう言うことを知っておいてほしくて
書いた。若い人は、早目にとっておくと、やがて資格になるかもね。