香港治安トップの李家超保安局長は20日、香港理工大を占拠した
デモ隊と警官隊との衝突に絡み、これまでに学生ら1230人以上を
逮捕したと発表した。
さて、問題はここからである。先日、ぼちぼち矛を収めるタイミング
ではないだろうかと書きました。人民軍がTシャツ姿で街の清掃をした
際も、じんわりと威圧していると書いておきました。これ以上は暴れ
させないぞ!という中国政府の思惑があのような形をとったと思って
いました。 そして、昨日、今日と多数の逮捕者がでたという流れに
なっています。 最初に、このデモは暴動から革命運動になるのか
どうか・・と書き、革命のためには何千人、何万人という死者が
出なければできないことだ。それがない暴動はたんなる若気の至り
に過ぎないと書きました。 民主化!を叫んでいますが、香港は
中国のものであり、身勝手は許してくれないでしょう。許してしまう
と、台湾問題がより複雑になってしまうからです。 この辺りが、
盾も矛も収めるころあいでしょう。そうしないと「矛盾」が拡がって
中央政府の圧力が必要以上に覆いかぶさって来るでしょうから。
本来、国の中に二つの制度があることが「矛盾」なのです。それを
学生たちの暴動を利用して中央政権が崩そうとしているのでしょう。
騒げば騒ぐほど、住みにくい社会になるのではと心配しています。
これを書いている間に、二度もシャットダウンしました。なにか
関係があるのかな? おもいすぎ??