中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ドラマにみる文化を楽しむオスマントルコ

 先日も書いたが「オスマントルコ外伝3」を楽しんでいる。

ステージ1からだから長い期間みていることになる。

ドラマの内容もなかなかすばらしいが、私の場合は・・特に

建造物、衣装、置物、習慣などに興味があってみている。

オスマントルコは世界を制覇していた帝国であり、ドラマに

出てくるスレイマン皇帝当時は最高に輝いていた時代でもある。

もちろん庶民の文化があまり出てこないのが不満ではあるが・・。

そういう意味では中国ドラマも韓国ドラマも同じようなものだ。

ドラマの筋書きに振り回されてハラハラドキドキしていたって

面白くはないが、大道具、小道具に目をやって楽しむことで

当時の時代を偲ぶことが出来る。そういう意味においてこの

ドラマはよく作られていると思うのだ。

ドラマの主役でもある第10代の皇帝のスレイマンは1566年に

没している。スレイマンの当時がオスマントルコのもっとも

栄えていた時代でもあった。第1次世界大戦に参加して敗れ、

オスマントルコが消えるのは18世のイブラヒムの時だった。

なんと皮肉な名前なのだろうとも思う。輝かしいオスマン

トルコ時代、そしてスレイマン時代があと1か月ほどで

消えるのだろうかと。このドラマでは特に女性の恐ろしさ

を思い知らされるが、衣装をみているだけでも楽しい。

モンゴルでよく使われている「パオ」がこのドラマにも

よく登場する。地の繋がりを思いながら見ている。