中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

事前対策と事後とでは、どっちらが得なのか?

 タイトルの意味は、いろんな場合に適応するが、

ここでは新幹線車両の水没に関して書きます。

長野の新幹線車両基地で120両の車両が水没して

150億円の損害になったという。

 全国的な調査で分かったことは、16の車両基地

ハザードマップ内に存在していたという。内訳は

JR北海道が3カ所、JR東日本が6カ所、JR東海

4か所、JR西日本が3カ所、JR九州が2カ所だった。

長野の場合は2メートルの土盛りをしていたが、それでも

水没した。 東海は土嚢と排水ポンプを配備しているという。

北海道は3メートル土盛り、九州はメートルの土盛りをしている。

一番問題なのはJR西日本で「初めて認識した」と言うのだから

危機管理の意識が全くなさそうだ。 それぞれのJRの対策が

充分かどうかは分からないが、長野の場合を考えれば十分とは

言えないだろう。 長野だけで150億円の損害だという。

事前に対策した方が良いのかどうか、どちらが得策なのかは

知らぬが、利用者へ迷惑をかけないのは事前対策であることは

言うまでもない。