国鉄スワローズの金田さんが亡くなった。わたしには
巨人軍の金田さんというイメージは薄く、やはり国鉄の
金田さんが印象深い。豪快な投球だった。昔だから勝てのじゃ
ないかと若者たちは言うかも知れないが、そうじゃない。
やはり彼は凄かったのだ。 昨夜「スワローズ」という呼称は
いまもヤクルト受け継がれているが、なんでスワローズというか
知ってるか?と訊いたところ・・しらん・・という。 まあ、
巨大赤字の国鉄が何のために(コマーシャルにもならない)球団
を持っていたのはは七不思議だ。 あのころ特急列車にはいろんな
名称がつけられていた。東京ー大阪間の特急で早かったのは
「ツバメ号」だった。だから・・スワローズなのよね。あの頃の
特急に乗ろうと思うと大変だった。指定席なんてない。駅構内に
並び、駅員に誘導されてプラットフォームまで行ってのる。要領の
良い奴らは、一人が乗り込んで窓を開ける。その窓から飛び込んで
席を占めるなど我先にと席取りをしたものだ。わたしなどは、どん
くさいので、いつも新聞紙を通路に敷いて寝転んでいたのだった。