プロ野球のファイナルステージが水曜日から開催される。
いうゴールデンカードだ。ところが、どうしてこんなことを・・と
思うのが7試合ではなく6試合制になっていることだ。 巨人軍の
わがままで独裁的な元・オーナーさんが提議して、他球団にも無理
やり認めさせてしまったという評判の悪い制度だが、いまなお残って
いる。 リーグ優勝したチームに無条件に1勝を与えるというものだ。
合理的に見えてそうではない。ファイナルステージをつまらないもの
にしているのはこの制度のせいだと思う。
アメリカのメジャー野球の場合、だれもが納得できる制度になって
いる。あのトランプ氏だって変えられないだろう素晴らしい制度だ。
なんでもかんでもアメリカの真似をしてきたのに、どうしてファイナル
ステージの6試合なんて馬鹿なことを決めたのかと思う。
メジャーの場合、両リーグとも東部、中部、西部に6球団がいる。
各地区の優勝チームである3チームと、3チーム以外で勝率で優れて
いる2チームがワイルドカードを戦い(わずか1試合)リーグの勝率
1位チームと5試合戦う。地区優勝チームの2位がホームアドバンテー
ジを持ち3位のチームと5試合戦う。ここで勝ち上がった2チームが
リーグ優勝をかけて7試合戦う。これが両リーグで同時進行で行わ
れる。
リーグ優勝を成し遂げた2チームがワールドチャンピオンをかけて
7試合戦うのだ。だれもが納得できる制度であるし、延長戦は試合が
決するまで何時間でも戦う。引き分けなどはない。
日本の場合もセ・パ両リーグのトップ争いなのだから完全7試合を
行うべきだと思っている・・が賛成して下さるだろうか? 悪い制度
は廃止すべきだと思っている。