日本のプロ野球も終盤に入ってきたが、メジャー野球は
球団数が多いだけに、より縺れて目がなさせない展開に
なっていて面白い。これを書いている時間もカーディナルス
とダイアモンドバックスが延長17回を戦っている最中だ。
メジャー野球の場合、延長戦は決着がつくまで何時間も続け
られるのだからすさまじい感じだ。引き分けなんて絶対にない
というところがスカッとしていてよいのだが、観客は大変だろうし
選手もくたびれ果ててしまうだろうが、それでもやるところが
メジャーのメジャーたるゆえんだ。 ダルビッシュのいるシカゴ・
カブスは最終段階になってから7連敗を喫して地区優勝の目が
消えてしまったが、残り試合を全勝すればワイルドカードに
生き残れる可能性も残されている。このワイルドカードという
システムが上手くできている。日本のプロ野球が2位ー3位で
戦うスステムにしたのもワイルドカードに倣ったのだろうが、
チーム数の関係でメジャーと同じようにはならない。
に分かれて戦っているが、年間を通して地区を隔てた組み合わせや
リーグを隔てた組み合わせが多く地区内だけの戦いではないのが
面白くなる下地だろう。地区優勝争いだけでなく、ポストシーズン
を戦うためのワイルドカード争いが激化していて、シーズン最終盤
にきて、史上まれなほど面白い展開になっている。その上リーグ1位の
勝率を競うのも面白い。ア・リーグはヤンキースとアストロズがその
位置を競っている。ポストシーズンで、ア・リーグを代表するのは
どのチームになるのであろうか。ナ・リーグはドジャース、ブレーブス、
カーディナルスの中からリーグ優勝を勝ち取るのはどこか。そして
ワールドカップを勝ち取るのは、両リーグのどちらになるのか・・
これからの1か月間が一番面白い時期で、楽しみな期間でもある。