コロナ禍で、さまざまな愉しみが奪われていますが、それでもこれから暫くは楽しめるシーズンです。
新型コロナウィルスの収束を目指すために外出をしない楽しみ方を書きましょう。
まず野球から。
アメリカのメジャー野球はあと20試合となって来ましたが、ワールドシリーズへ向けて、これからが死力を尽くす激闘となります。
メジャー野球の選手たちは、(ポストシーズンのためのレギュラーシーズンなのだ、ポストシーズンで戦わないと本当のメジャー野球は分からないよ)と、言いますが、本当にそう立とうと思っています。
ポストシーズンの一ヶ月間はワクワクの連続です。
大谷選手は、投手として10勝、そしてホームラン50本を目標にしています。
達成できれば、リーグMVPも可能でしょう。
ゲレーロ選手が三冠王になれば、二人でMVP争いとなるでしょう。
ところが大谷選手はポストシーズンに出ることはできません。レギュラーシーズン終了とともに、今年が終わりになってしまいます。
ゲレーロのいるブルージェイズはア・リーグ東地区で4位にいますが、2位レッドソックス、3位ヤンキース、4位ブルージェイズがほぼ横並びで競っています。
東地区を制するのは無理でも、地区優勝以外で、リーグ2位までの勝率を取るとワイルドカードでポストシーズンに、参加できるので、この3チームのワイルドカード争いが熾烈です。
両リーグともワイルドカード出場権を取った2チームでワイルドカード行わますが、たった1試合だけなのです。
両チームが総力を上げてこの1試合を勝ち抜かないと、世界一は見えてこないのです。
これに勝つと、3地区の勝率一位と5回戦を戦う。勝率2位と3位も5回戦を戦う。
両リーグとも同じ方法でやります。
このデビジョンシリーズに勝った両チームが7回戦を戦って、やっとリーグ優勝が決まるのです日本のように簡単に優勝チームは決まりません。
リーグ優勝が決まると、ワールドカップシリーズで両リーグの優勝チームが7回戦を戦います。
もし、ワイルドカードから、全てのシリーズを全部戦うとすれば、20戦も戦うことになります。
ワイルド・カードから勝ち上がってワールドシリーズを制覇した例はいくつもあります。
それ故に、あと20戦を残し、横一線で競っているチームは、毎日が疎かに出来ない真剣勝負の場でもあり、見るものを身震いさせるのです。