中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

男女同権・ここまで行けば凄いですね

 先日のアメリサウスウエスト航空ボーイング737のエンジン破裂事故の際の
パイロットの沈着な操縦に世界から称賛が集まっているが、パイロットは女性だった。
 この事故に関連して、同機が緊急着陸するまでの間、操縦士が管制塔と交わした
やり取りが公開された。操縦士はこの中で、負傷者がいるので救急隊を待機させて
ほしいと要請。機体の出火について尋ねられると、「出火はしていないが、機体の
一部がなくなった。穴が空いて誰かが外へ出たと言っている」と報告している。
管制官は戸惑った様子で「穴が空いて誰かが外へ出た?」と聞き返し、「とにかく対応
する」と応じて、空港の閉鎖に備えるよう他の便に指示した。
 機内は酸素マスクが降下し、吹き飛んだ窓から吸い出されかけた女性乗客を他の
乗客が助けようとするなど大混乱に陥っていた。 家族に「最後のメール」を送った
要客も多かったほどの危機感が機内に充満していた。しかし操縦士は始終落ち着い
て対応していたのだから大したものだ。
 この操縦士は、米海軍の元パイロット、タミー・シュルツ氏と判明した。シュルツ氏は
1985年に海軍に入隊し、海軍初の女性戦闘機パイロットの1人として、カリフォルニア
州の基地に所属していた。
同機に乗り合わせた乗客は、シュルツ氏を「鋼鉄の神経の持ち主」と称賛する。同機が
無事着陸すると、シュルツ氏はコックピットを出て、乗客全員とハグを交わしていたという。
 この事故は、エンジン内にある羽根の一枚が経年劣化で根本から折れていたという
のだが・・経年劣化など、どうして防げなかったのか不思議だ。 早めの交換で事故に
至らなく対応できただろうに。