中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

痛み苦しさとどう付き合うか

  私の寿命は、だれがどう決めるのか? 自分では全く分からない。
私自身は長生きできる身体だと持ってもいなかった。だから、30歳から
5年刻みで一生懸命に生きてきた。多分55歳か60歳で死ぬだろうと
思い込んでいた。 病名はいっぱい持っているし、医者が分からない
病気まで持っている。 ただ、寝込んで周囲に迷惑をかけたくないので
自己管理だけはしっかりやってきた。 それが今につながっているよう
だが、長生きしすぎて少々辛すぎる症状を持ち過ぎている。
 痛さだけなら、、生き地獄だと言ってもいいような有様だ。ただ、
生き地獄のようにならないために、楽しむ術をたくさん生み出せるのが
特技と言えば特技だ。 こうしてブログをかけるのも、その時間だけ
痛みを多少は忘れられる。 ドラマを観ても思い切りのめり込む。
 人と話すときも夢中になれることで、過ごせる。苦を楽にする術が
巧いのだろうが、24時間をそれで終えることはできない。24時間は
ながい。 それでも、生かされているからには、生きなきゃいけない。
多分・・だが・・こんな思いで生きている高齢者が多いのではないか。
早くお迎いが来ないかな~と思っている老人は多いはずだ。 でも・・
高齢者の、そんな辛さを知る人が少なすぎるのも現実だ。
 だが、生きている限りは少しでも社会貢献しようと心掛けている。
無駄には生きてはいないが、もう・・ぼちぼち・・いいかな??と思う。
  医療者に(親しい医療者は多い)提案しようと思っていることがある。
医療者は患者に対して、痛みを10段階とか5段階に分けて、「今日は
何段階だったか」を記入するように勧めている。でも、昨日の痛みと
今日の痛みの違いを数値で書くというのは・・仕方がないとは言うものの
余りにも分かりにく。
 私の場合、痛い個所はいくつもあるが、今日どれだけ痛みに耐えたかを
知る方法がある。 毎晩決まった時間にシャワーを浴びてから体重計に
乗る。消費エネルギーの数値が出る。 もちろん、買い物に行ったり
歩いたりしてエネルギー消費が多くなる場合もある。 しかし、それとは
関係なく、痛みをこらえるとエネルギー消費量がぐんと増えることを
経験として言える。 今日は厳しい痛みをこらえたから、こんな数値に
なっているんだな・・と分かる。 痛みも、こうして分析することで
痛みさえ楽しみに切り替えている自分がいる。だが、長生きだけが自慢

では、何のとりえもないと思っている。 85歳を過ぎたら、自分で動ける

間に自分の命に始末をつけることを許してもらいたいものだ。介護を

受ける立場にはなりたくないと考えて生きている。