中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

医者は何を考えている? なぜ、という謎が多すぎる

  私は「医者は現場でどう考えるか」を、これまでに何度かお奨め

したことがあります。2800円の本ですが、中古だと、とても安く

買えるそうです!! 医師が読んでも患者が読んでも、医療とは全く

関係ない分野の人たちが読んでも役立つという素晴らしい本なのです。

 でも、今日書くことは・・ちょっと別の角度で「医者はいったい何を

考えているのか」を、書いてみたいのです。大げさに言えば・医者は

詐欺師か?とも思うからです。

 健康志向を考えない人はないでしょう。だれもが健康でありたいと

思っているはずです。日本ほどマスクを使っている国は他にはないの

ではと思っています。 西欧諸国では、基本的に病気の人がマスクを

使うものであって、日本のように予防の目的でマスクを使う国は珍しい。

 帰宅すいると、手洗いをして、うがいをするのも予防のためですが、

日本人ほどやる国も少ないでしょう。歯の手入れの場合は、最近になって、

やっと日本も追いついてきたという感じですが・・。

 サプリメントアメリカなどもすごいですが、水素水のペットボトルを

持ち歩くに至っては病的と言えるかも。すべて、健康のため・・にやっている。

 どこかに少し異変があれば病院などに行く。イギリスや豪州などの国では

いきなり病院へはいけない仕組みになっているので、かかりつけ医にいく。

このかかりつけ医は、日本の場合と違って「かかりつけ医としての専門知識」

を長年の教育で受けている。よほどのことがない以上は病院への紹介はない。

 処方箋が実に厳しく審査されていて、無駄な処方をしていると医師の所得

に大きく影響する。 だから・・たいした理由もないのに抗生剤を処方で

きない。   日本ではどうか?? 抗認知症薬の処方が増えている。

高齢化とともに罹患者が増える?認知症。65才以上の5.1%、85才以上の17%に

認知症治療薬が処方されているが、実はほとんどの場合、効果は期待できない。

実際、フランスでは2018年6月に「効果不充分」という理由で保険適用外と

なっている。それでも、日本では医師による処方が続いている。税金の無駄

遣いだ。 かぜをひいた時に処方される抗生物質も、世界の医療では時代遅

れになっているのだが、医師によって処方されている。税金の無駄遣いだけ

ではなく、抗生剤の飲み過ぎによる耐性菌の多発が世界的な問題でもある。

  70代以上になると女性の方が男性よりも多く服用している高血圧の薬も

多くの場合「気休め」なのだが、妻の場合もやめようとはしない。

 60才以上の女性の4人に1人以上がのむという抗コレステロール薬でも同様の

ことが言える。7年ほど前だったか、血液検査値がわるく、医師がコレステロール

を下げるための処方をした時に、私は要りませんと拒否したのだが、どうしても

飲まなきゃいけません!と強く言われた。3か月後の血液検査のとき、医師が

下がっているでしょう、飲んでよかったのです、と言われた。私は「3か月間

1錠も飲んでいません。すべて薬は残っていますよ」と。医師は顔色を変えたが

正直に言うほかない。現在もコレステロール値は高い。でもそれでいいと思って

いる。なにしろ85歳まで、こうして、とりあえずは、生きていて、自分のことが

自分でできるのだから。コレステロールの薬で、横紋筋融解症などといった、

重い副作用が起きることもあるのだから、服用しないでよかったともいえる。

 私も含め、多くの人が悩む腰痛や関節痛治療にも問題がある。 腰痛には

手術や薬などさまざまな治療法があるが、実は腰痛の8割は原因不明だとされる。

腰痛も年代によって原因が異なる。40歳代の時の腰痛、50歳代の腰痛、

60歳代になってからの腰痛。そして、80歳になってからの第1腰椎圧迫骨折、

第2腰椎圧迫骨折になってからの腰痛。原因が割と分かり易いのは80歳を超えて

からの腰痛で、それまでの腰痛は、体の中の、どこかの神経がどこかに引っか

かって起こっていたようにおもえる。80歳からの場合でも腰痛は骨折だけでは

なく、それが原因となっての神経の問題だろうから、どの神経がどこに引っか

かって痛むかという正確な答えはないと言ってよい。だから手術をしても痛みは

残りますよと言うことにもなる。痛みと言うのは原因が複雑なのだ。 前にも

書いたが2年ほども続いた激痛の50肩が、名指圧師によってわずか2時間足ら

ずで、一気に、完全に治ったという経験がある。指圧師の解説になるほど・・と

納得したのだった。当時の何人もの整形外科医より、見事だった。

 私は、医療不信者ではありません。だからこそ、医療については大いに学んで

もおりますが、医師の処方には、大きな謎がいっぱいです。どういう目的で

処方を出しているのでしょうか? 患者のため??儲けるため?出入りの薬屋

さんのため? 全く謎が解けません。 私は、不必要な薬をもらわないために、

医師にあまり「辛い症状を訴える」ことをしないようにと心掛けているのです。

辛い症状を訴えると、赤ちゃんが泣いた時に、母親がおっぱいを飲ませるように

薬を処方するでしょうから。 それでも・・と言うのは、なぜでしょうか?

 医師だけではありません。新聞広告を見てください。痛みに関する薬や健康

食品が多く掲載されています。 それだけ、世の中には「痛み」を持っている

方が多いのです。痛み止めは必ず副作用があります。 私の場合、痛み止めが

服用できないのです。 なぜならば、痛み止めの多くは喘息を悪化させます。

だから、どんなに痛くとも、辛抱して、痛み止めは飲みません。 痛みの辛抱は

つらいが、副作用はもっと恐ろしい。 日常的なマスク、手洗いなどの健康志向

もいいですが、本質的には健康はもっと別のところにあるかもしれませんね。

人並み以上に、たくさんの不調を持っている私ですが、何でも食べます。たくさん

食べられます・・だから・・まだ元気?でいられるのです。食が偏らないように

してくださいね。