中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

思うようにはならないね

何事もそうだけど、なかなか思うようにはならないですね。

こうしたいとか、こうでありたいとかと思っていても流は

別の方向にむかってしまうなんてことは日常的。

諸行無常」と言う言葉がありますが、意味を理解しないで

使っている人もおられます。

諸行無常」は、源氏物語でよく知られる言葉ですが、仏教

用語の一つらしい。「万物は常に変化していて、少しの間も

とどまらない」という意味なのですね。まことに、その通りで

万物の変化はとどまることを知らない。

 自然現象などは、人間がどんなにがんばっても変えることが

できない。戦後の話だけど、台風など原爆を台風の中心に落とせば

消えてなくなる・・なんて思っていた人が結構たくさんいたもの

なのです。無知と言えばそのとおりで、無知の極限ですね。

でも、諸行無常の中で流れに沿いながら?生きる?流れに流され

ないで生きる? どうなのでしょうか?

「流れに竿さす」という言葉がありますね。この言葉がどれほど

理解されているかを調査した結果があります。

本来の意味を理解している人がこんなにも少ないのです。

間違って使っている人の方が圧倒的に多いというのも不思議

ですね。この世の中・・竿さした方がいいのかいけないのか?

ちゃんと理解していなければ、話は全く逆のことになりかねません。

 

  平成14年度調査 平成18年度調査 平成24年度調査
傾向に乗って、ある事柄の勢いを増すような行為をする
(本来の意味とされる)
12.4パーセント 17.5パーセント 23.4パーセント
傾向に逆らって、ある事柄の勢いを失わせるような行為をする
(本来の意味ではない)
63.6パーセント 62.2パーセント 59.4パーセント