中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

オプジーポ使用者・抗がん剤副作用で死亡例増加

 肺がん治療薬「タグリッソ」の使用後に間質性肺疾患などの副作用と
みられる症状が出て、約2年半の間に52人が死亡していたことが28日、
分かった。特にがん免疫治療薬「オプジーボ」の使用歴がある患者に多く、
厚生労働省は使用時に注意するよう呼び掛けた。
 オプジーポ使用時に適正かどうかを調べたうえで使っているはずだが、
オプジーポで効果がない患者に抗がん剤の「タグジッジ」を使用したところ
副作用で亡くなった患者が半年間で52人も出たことから注意が呼びかけ
られた。
  タグリッソは「EGFR」という遺伝子に突然変異があるタイプの肺がんの
治療薬で、手術ができないか再発の患者が対象。
製造販売するアストラゼネカが2016年3月から18年8月までの全使用例を
調査したところ、3578人のうち、下痢や発疹などの副作用が2079人に出て、
うち52人が死亡していたという。
 がんと言う病気には多くのタイプがあり、人それぞれともいえる。それだけに
抗がん剤の選び方も難しい。藁にすがって藁でおぼれることも覚悟しておか
なくてはならないケースも有り得る。