台風の備えの中で意外なのがカーテンの重要さです。
わたしたちが豪州・パースに住んでいた頃にインド洋で発生する
モンスーンにやられたことがありました。 大きな家だったので
どこをどう守ってよいのか分かりせんでしたが、カーテンだけは
厚手のものを使っていましたが、これが思わぬ事態を救って
くれたものです。 モンスーンは3日間も移動せずに荒れ狂い
ました。 わが家の北面のフェンスが倒されましたが保険で
補てんされました。
なによりも恐ろしかったのは、ものが飛んできて書斎の窓を
突き破り、風が吹き込んできたときでした。幸いなことが二つ
ありました。 まず、窓が外れたのですが、2重のカーテンが
窓を受け止めてくれたこと、書斎のドアが風が入ってきたときに
バタン!!と締まってくれたので風が家の中に吹きこまなかった
ことです。 風が家の中に吹き込みますと、他の窓が吹き飛ばされ
るなど、家中が荒らされることになります。 厚手のカーテンと
部屋のドアの向きなども防御に関係します。
ついでに書きますと・・豪州では厳寒なののドアは内開きです。
ところがパブリックスペースのドアは外開きになっています。
個人の住宅などの場合は防犯のために内開きになっている
のです。 外国旅行をなさった時には、そんなことにも関心を
もって観察すると面白いですよ。