女優の高樹沙耶こと益戸育江容疑者(53)が大麻取締法違反
(所持)の疑いで厚生労働省の麻薬取締部に現行犯逮捕された。
彼女は「大麻を医療に使うことを認めるべき」だと主張して
議員に立候補していたことがあるようだ。
大麻は「麻薬」「無害」の判断が、国や州によって異なる
けったいな物質のようだ。
豪州にいたころ、隣家では大麻が吸われていたようで、風の
向きによっては匂いが気になっていた。
しかし、豪州の場合、州によっては許されている。
西豪州はOKなのだ。日本の若者が、ピンキング(果物の採取)
の仕事のために西豪州からビクトリア州に入った途端に検問に
引っかかり、車の中に大麻数グラムと吸引道具があったことで
3名が逮捕されたことがある。
その時、私が会長をしていたNPOサポートネット虹の会の
メンバーが牧師だったということもあり、彼が逮捕された3人の
釈放に向けて大変骨を折ってくれたが、結局は罰金刑を言い
渡されたようだった。
アメリカでも約3分の2の州がOKで、3分の1の州がNOになって
いる。
ただ、アメリカではがん患者などへの医療用大麻は大幅に認め
られているようだ。
隣家の若者と友人たちは、吸引しているときには高笑いして
いたので、気分が爽快になるのかもしれない。隣家と言っても
お互いに約300坪(900平米)もあったので、何の影響も
なかったが、その家の主人は「モハメッド」という名前だった
ので忘れられない。楽しい人だった。