中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

82年間生きて、感じること(17)カブからスポーツカーまで

 初めて「カブ」に乗ったのは16歳だった。
 カブと言ってもバイクのカブではないのです。
 自転車にエンジンを取り付けて走らせる、あのカブです。
 といっても、知らない人の方が大多数かも知れませんね。
 1950年のことでした。
 大阪中を自転車で回ることが多かったので、このカブの
 おかげで楽になりました。
 自転車と言ってもママチャリではなく、荷物を運ぶ自転車
 にカブを取り付けます。
 ハンドルにスロットルレバーを取り付けて、スピードの
 調節をします。
 始動は、自転車のペダルを踏み込んでエンジンの始動されるの
 です。ブレーキは、自転車のものを使うので、エンジンを付けて
 いることを除けば、大した技術も不用でした。
 当初は免許も不要でしたから、誰でも乗れたのです。
 2年間ほどで、バイクのカブに移行していったように記憶して
 います。
 ところで、私が初めて乗用車を運転したのは26歳(1960年)
 のことだっと思うのですが、年齢は記憶が怪しい。
 洲本にある大手の電気配線の会社で経理を担当していた時でした。
 日野コンテッサという車名でしたね。たしかエンジンは1600奸
 だったように思います。まだ未舗装の洲本ー志筑間を往復した
 のが、乗用車初運転でした。
 自転車に乗せる「カブ」を見たこともない方は、ぜひとも
 自動車博物館などで、一度見ておいてほしいな。
 日本の自動車の歴史は浅いのよね。